ハセガワ1/450戦艦大和を簡単フィニッシュで製作

2013/10/19(土)

ハセガワから6月初旬に完全新金型でリニューアルの
1/450日本海軍 戦艦大和(Z01)が発売された

購入してから4ヶ月あまり→購入記
製作開始してからは2ヶ月が経ちようやく完成した
といっても連日製作していたわけじゃなくお盆休みの期間と
ここ2週間に集中して作業をした

実際その気になれば3日で完成するほどパーツ点数は少なく
初心者向きキットである
しかし初心者向きゆえに苦労する点があった

俺流簡単フィニッシュの定義とは、、、

1.成型色を最大限生かし最小限の塗装で仕上げる
2.合わせ目は消さない
3.パーティングラインやヒケの処理はしない
4.仮組みはしない
5.ゲート処理はする
6.墨入れはする
7.最後はトップコートを吹いて塗装面との均一化を図る

ざっと書き出してこんな所だろう

これはガンプラでの方針だがそれを大和でも当てはめてみた
問題はやはり塗装である

まずランナーが軍艦色の単色成形であること
それと初心者向けゆえパーツ点数を減らした分一体成型の
部分も多く塗り分けの為にマスキング処理が必修

塗装面積が広い分筆塗りではムラが目立つのでエアブラシ
や缶スプレーの使用が望ましい

よって簡単フィニッシュでないかもしれないが参考に出来る
部分があれば幸い。。
ハセガワのアルカディア号製作の際にツールは揃えたので
追加は塗料だけだった

説明書に書かれてるもので「47クリアーレッド」が無い
しかし47は零式水上偵察機の翼端灯だけなので普通のレッドで
妥協した
同じく「64ルマングリーン」も右舷測距儀の窓?レンズ?の部分
だけなので適当に黄色と緑を混ぜて作った
「58黄橙色」はシールが付属しているけど場所柄剥がれそうなので
適当な黄色と赤色を混ぜて作った

他のカラーはそこそこ使用するので全て揃えた方が良いだろう
…というより例えばセールカラーとかどう調合してよいのか
分からない。笑

「29艦底色」は塗装面積が広いのでMr.カラースプレーを使う
次に面積の多い甲板の44タンは手持ちのエアブラシで塗装
メインとなる「32軍艦色(2)」は成型色を生かし未塗装にする

いざ製作開始…

…する前から感づいていたがこの成型色が32より薄すぎる
未塗装で完成すると見本とは全然違う物となってしまうのだ

調べると軍艦色には複数あり建造された海軍工廠によりカラー
が変わるそうな

例えば大和の場合は呉で建造されたので呉カラーなるものが
販売されており武蔵が黒いのは長崎造船所で建造されたから
あのカラーなってると言った具合だ
なったのだ

しかしその呉海軍工廠色でもタミヤとクレオスでずいぶん違う
大和の完成模型で軍艦色がまちまちなのはその為だろう

ならば"俺大和"でも良いかな?とこの成型色を受け入れる事に
した…と言うのは建前で本音はとにかくフル塗装が面倒くさい

そんなわけでこのまま製作に入った

~製作~

船体と甲板をマスキング
慣れないマスキング作業に一番苦労した

019_20131019193818c07.jpg

展示台用の穴は塞いだ

009_20131019193344e02.jpg

展示台へ乗せるのに固定など不要と考えたからだ
そこで台座の凸も削りパテで埋めた

007_201310191933396d0.jpg
      ↓
008_201310191933402c1.jpg
      ↓
020 (3)

これでも全然問題ない

重ね塗りや修正をしてるとあっという間にスプレー缶が
空になった
これ1缶500円弱するのだ、、、ありえん
(※この後甲板塗装でも問題が起きたので新たにコンプレッサー
方式のエアブラシを導入した)

事情はこちら→PS304購入記

スクリュー部は最初にシャフトと台座を接着してから
スクリューを接着するのが作業し易いと後で気付く

019 (3)

035 (2)

シャフト同様甲板も取り付け前に塗装を済ます

016_20131019193740cd2.jpg

始めは全面塗装してから「32軍艦色」部分を綿棒で拭き取る手を
考えたが「44タン」が乾燥しないと埃等付着の可能性がある
乾燥後だと塗料を削るのが重労働だ

無論32を成型色に調合し重ねて塗装するのが一番楽だけど
他の未塗装部分と違和感が出そう

結果丁寧にマスキングする道を選んだ
若干はみ出した部分なら削るのも労力無い

実際はリールの所だけ上手く削れなかったので調合した32で
塗装した
これだけ小さい箇所なら違和感出ない
(しかしこのリール塗装作業は後に無駄と分かる)

艦尾甲板にあるラインもマスキングテープで筆塗り

032_201310192023000f9.jpg

本来はこのラインの格子部分は軍艦色なのだけど妥協

船首のアンカーチェーンは面相筆でざっと「28黒鉄色」でなぞり
はみ出た部分を即座に綿棒で拭き取る

018 (2)

機銃と錨の取り付けは後回し
特に錨はうっかり触れて落ちてしまいがちなのだ
1/1000ヤマト2199もそうだったな

8ページ目艦橋からの製作は説明書に習う

煙突とマストもマスキンテープで塗り分け

019 (2)

020 (2)

黒はムラが分かりにくいので筆塗りでもよかったが
どちらもエアブラシを使用した

021 (2)

ちなみに折れたマストはランナーに付いた状態で接着固定し
慎重にニッパーで切り離しさらに慎重にデザインナイフで
ゲート処理をした

探照灯の十字部分もシルバー塗装なのか説明書からは
よく分からない
作例から「32軍艦色」だろうと爪楊枝で十字にシルバーを削ぎ落とす

艤装関係は取り付け前に砲身の穴をガンダムマーカー
スミ入れ用ブラックで書きグレーのタミヤエナメル塗料で全体を
スミ入れした

037 (2)

009 (2)

艦橋と煙突も事前にスミ入れした

036_2013101919402748b.jpg

この機銃の中で12.7cm連装高角砲の砲身取り付けには注意が
必要だ
うっかり上下逆さに付けようとすると向かって左受け側の軸が
折れる

007 (2)
※矢印部分

正しく付けようと思っても無理に力が加わると折れるので
まず右側の軸に通してから左をはめると安全だ

一通りのパーツが完成

018 (3)

甲板と船体のスミ入れをしてから組付けを始める

艦橋の台座は先に船体へ接着し艦橋や煙突の取り付けは
後回しにした
台座をしっかり固定させるのに邪魔だと思ったからだ

006_20131019193318b89.jpg

着々と艤装を続ける

001 (2)

空中線支柱は天一号作戦時は撤去されていたと記載があるので
取り付けなかった
煙突横のマーク等も不明と書かれていたのでシールは貼らない
ただし艦載機は2機とも作る
その方がカッコ良い

D30のパーツは若干ヤスリで削らないと艦載機にはまらなかった
艦載機は段階的に色分けの筆塗り

仕上げは航空機なので半光沢のトップコートを使用した
ただしデカールでなく紙のシール上だとちょっと変色したので
旭日旗はトップコートを吹いた後に付ける事にした

012 (2)

カッター(ボート)本体は説明書だと軍艦色の一色指定だけど
作例によっては内側を白く塗装してあるのもある
どちらが正しいのか分からないけど一応説明書に従った

ちなみに塗料は「32軍艦色」そのままにしてみた
これが本来の指定カラーであり成形色と違いがよくわかる

010_20131019193714a26.jpg

全て組み付け完成

001_20131019193316828.jpg

う~んやはり気になる…この無数にあるリール
これロープが巻いてあるなら白じゃないのか?
そういう指示が説明書に無い

度々参考にしてるタミヤ1/350大和の作例を見るとやはり!
…なので追加で塗装した

タミヤ大和だと「XF-55デッキタン」となっているがこれはイメージと
違うのでつや消しホワイトをベースに有り余るセールカラーと
7:3くらいで調合したカラーで筆塗りをした

014_201310191937239fd.jpg

艦首マストは最後の最後に付けないと触れやすく折れやすい
説明書だと日章旗を付けるようになってるが無い方がカッコ良い

艦尾に当初は説明書通りに旭日旗を付けたがどうもしっくり
来なかったので外した

逆に中央のマストには適当な旭日旗のシールを付けた
俺大和のイメージはこれだ!

ちなみにこの各旗シール
先に先端を貼り合わせてからマストに通してデカールピンセット
で圧着するのが簡単に美しく貼れる

仕上げにマストへ掛かる部分を同色で着色した

026_2013101919392881b.jpg

全体につや消しトップコートを吹いて最終仕上げ
最初に底面だけ吹いて横に寝かせて乾燥
乾いたら展示台に載せてろくろを回す様に全体を吹きつけた

パッケージイラストをイメージしたが概ね気に入ってる
流石に船体の錆まで再現して汚したくはない

012_201310191937216eb.jpg

本当はこれに手すりや空中線があった方がカッコ良いの
だろうが(現時点で)オプションが出てないしそもそもそこまで付ける
技量はないのでこれ以上手は加えない

今回の製作で大活躍したツールはタミヤのデカールピンセット
無数にある25mm3連装機銃他細かいパーツの取り付けに威力を
発揮した
同社のクラフトピンセットや精密ピンセットより接地面積が
広い分安定してつかめる



これを右手にMr.セメントS(流し込みタイプ)を左手に持って
作業したら捗った
そして模型用綿棒
タミヤからも同価格帯であるがクレオスのMr.綿棒各種を使う
毛のほつれがないので塗料の拭き取りに最適だった

001 (3)


~まとめ~
簡単フィニッシュというわけにはいかなかった
1/700スケールなら全面筆塗りでもムラは目立たないだろうし
1/350スケールなら細かくパーツ分割されているだろう
1/450や1/500スケールは塗装において一番中途半端なのかも
しれない
反面迫力のスケールと飾りやすさで一番バランスが良いと言える

塗装はエアブラシをメインにしたが缶スプレーで問題ない
ただ個人的に今後も使うであろうから先行投資も兼ねての
利用だ

タミヤ1/350大和(主に高い方)の作例を参考にしてるとかなり
簡略化されてる部分が多い事に気付いた
せめて副砲のアンテナくらいは再現して良かったのでは?と
思った

ちなみに社外品でディテールアップパーツセットが発売されてる



欲しいけど高すぎる
それに完成してる今更どうにもならない

それにしても波々残ってる日本海軍系塗料が勿体無い
大和は特別だからコレクションするならやはり1/700の
フルハルモデルがいいな…機会があれば何か作りたい


~ギャラリー~

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※一番お気に入りのアングル

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う~ん甲板の成型色が若干透けて見える
もっと厚塗りすればよかったと後悔。汗

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※舵とカタパルトが可動

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※対空兵装も一部可動

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この様に飾ってるがやはりケースが欲しい

アクリルの既成品だと7,000円ほどするので手が出ないなぁ





更新2014/3/12
ハセガワ1/450戦艦大和用ディスプレイケース購入記
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