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HUD-miniのオペアンプをMUSES02に交換してみた

2017/4/11(火)

高音質を謳うタブレットのHuawei MediaPad M3を買ってから
PCで音楽を聞く事が無くなった

PCのスピーカーはHDMI接続したモニターやAVアンプから出力
してるので音響の全てを任せていたUSB-DACのHUD-miniが不要
となり売る事に決めた

しかし一つ気がかりだったのはオペアンプが簡単に交換出来る
モデルであった事
説明書にも丁寧に交換方法が記載されてるくらいだ

一度挑戦してみたいと思っていたしオペアンプ自体安価なので
付属の物よりグレードの高い製品に入れ替えそれをウリに売却
しても良いかと思い立つ

標準搭載しているオペアンプは2回路入りの「LME49860

特別な特徴はないけどオールジャンルをバランス良くこなす
のでエントリー〜ミドルモデルによく採用されてるオペアンプ

価格は400円なのでこれよりワンランク上のオペアンプを
検索する
ポン付けする為に他の条件は2回路入りである事とUSB2.0電源
供給のみなので動作電圧が5V以下である事が重要

1回路入りでも交換基盤で乗せられるそうだが面倒なのでパス
今オペアンプ1番人気の「OPA627AU」も1回路だがデュアル基盤
に加工済みの物が通販で売られてる(3,800円ほど)

ただし人気ゆえに偽物も多く出回ってるそうでよくわからないから
選択から外した

すると「MUSES 8920D」と「MUSES 8820D」辺りが
流通も多く入手し易いので候補として残った

しかし100円も違わない価格差
こんなので自分素人の耳でも分かるほど変わるのだろうか?

やはり違いが知りたいので後悔の無いよう最高峰なオペアンプ
に交換してみる事にした

これら条件に合う製品が「MUSES02」である

価格は3,400円と10倍!一気に跳ね上がる
しかし単品としても転売出来るしこの投資分だけ売却価格に
上乗せされれば損じゃない

ともかくオペアンプがどれほど音質に影響を与えるのかが
知りたいのだ

よし!これに決定だ

運良く中古品を入手出来た
ほとんど新品と変わらない価格だったがエージングが済んでる
と思えばむしろお得だろう

早速交換にチャレンジ!

本体はたった2本のネジを外すだけでケースが着脱出来る様に
設計されてる
ここは交換可を謳ってるだけはある

オペアンプの引き抜きには専用の工具が発売されているが
一回限りにそういった物へはお金はかけたく無かったので
家にある代用品を探す…というか心当たりがあった

それは"毛抜きピンセット"

8PINのチップを摘まむのに丁度よい5mm幅
100均で入手出来る物だ


170223.jpg
これでピンを曲げる事無く引き抜けた


MUSES02には通称「下駄」と呼ばれる丸ピンICソケットが
付属してる

P1100534.jpg

これはMUSES02のピン(リードフレームと言うそうな)には
無酸素銅が使われておりこれが曲がりやすい

そこで中間に下駄をかませて交換を容易にする物らしい
バラで買っても1個15円の代物だ

曲がらないように両端を持ち同じ力加減で押し込むとすんなり
下駄に入った
さすが一度は入っていた中古品
ピンの角度を事前に調節しなくてもよかった


P1100535.jpg
MUSES02を本体に装着

ここでの注意点は半円の印がそれぞれ付いてるので向きを
揃える事だ
間違えたらショートするそうで慎重にするのが肝心

作業時間でいったら1分もかからないとても簡単だった

ケースを元に戻してPCに接続

ちなみにUSBケーブルは購入時に付属の物が金メッキ仕様で
無く買い直した事があったがどちらも高周波ノイズをカット
するフィライトコア付きだった

しかしこれだと音質に影響が出るのでは?と考えてコア無し
の安価で評価の良いオーディオ向けUSBケーブルに買い替えてる


ハーモネット ブレイド USBケーブル2.0 A-B 1m
ソルティ―セサミ HUC-BD2AB-1MS


170223[1]
パッケージ


〜視聴〜

※ちなみに女性ボーカルのアイドルソングがメインです
それと80〜90年代の男女邦楽ポップス&アニソン

ヘッドホンはゼンハイザーの中級機「HD595」


第一印象は「凄い!」の一言

これまで人生で何百か何千かわからないが音楽鑑賞した時間
が無駄に思えるほど音の世界が違う

最初に左右のヘッドホンから聴こえる音の定位感が違う事に
気付く
これまで聴こえて来た位置から左右へ一歩奥に下がった位置
から音が聴こえる事に感動する

ここは誰が聴いてもわかるはず

かといって音がサラウンドの様に薄っぺらくなる事はない
しっかりと厚みがある

そしてそれぞれの楽器の輪郭がよりはっきりと聴こえる
しかも艶やかで上品な音
高級とか高品質いう言葉がこのサウンドにこそよく合う

総じて言えば定位感が広がった分だけ音がみずみずしく
研ぎ澄まされそして豊かになってる

さらにハイレゾ音源に至ってはボーカルが生々しい
ツバが飛んでくる様だと何かのレビューで見たがまさに
そんな感じだ

若干気になったのがもう少しスピード感とかドライブ感と
言ったものが欲しいかな?音が重たい印象
このあたりmini本体の限界なのだろう

ともかくこれだけダイナミックレンジの広さも体感すると
当然ながら一つの思いに到達する

「ハイレゾ対応ヘッドホンで聴いたらどんなだろう?」

HD595はその特性から低音を苦手としてる
愛着あるけど古くなったしこれは買い換えるしか、、


〜結論〜

HUD-miniは売りません。笑
結局嫌だったPCでの音楽鑑賞に戻る羽目となってしまった

しかしこのHUD-miniはエントリーモデルながらミドルクラスの
チップ(ただし2000年代前半にデビューした物)を惜しみなく
使ってるしDACだけでなくDDC(光デジタル出力)にも対応してる
名機なのにさっぱり売れ筋から外れてる

確かにUSBは24bit /96kHz出力までしか対応してないしDSD音源
にもバランス出力にも非対応とトレンドじゃない

しかしこのクラスでオペアンプ交換に標準対応してる製品
他にないくらい

でもこれで良いかと言えばそうでもない

MUSES02の動作電圧は16Vまで対応してる
アンプは高い電圧をかけた方が本来の性能を発揮出来ると聞く

となるとACアダプタ駆動のUSB-DACヘッドホンアンプに買い
換えるべきなのだろうと思うが現行モデルのMX2や最新モデル
DX1は"I/V変換用オペアンプ"の交換出来ない仕様になっている

DACの出力先で行われるI/V変換(電流→電圧変換)で使用される
オペアンプはそのモデルの音をほぼ決定づける要のアンプ

他のオペアンプを交換しても対して差はないと聞くのでここが
交換出来なければ面白くない

ちなみにHUD-miniに搭載されているDAコンバータ「PCM1791A」
は電圧出力なのでI/V変換はDAチップ側で処理されている事に
なるのだろう

よって基本的には「PCM1791A」の作り出した音でそれ以上も以下
も無いと言えるがそれでもこのオペアンプを変えると音質もガラリ
と変わる

「PCM1791A」は差動出力なのでシングルエンド化の処理に使われ
てるものと考えるがそれが音質にどう関わるのかは知らない

とは言え元々"MUSES02"はFET入力など高速性能が要求されるI/V
変換向きのオペアンプでないのでベストな選択だったと思う



追記2018/2/23
1万円以下でminiとコンセプトが似てる製品があるのを知った



DDC機能はないけどICチップ類はminiの物より新しく又上位
クラスである
近々購入予定なのでその際は記事にしようと思う


追記2018/6/4
FX-AUDIO DAC-X7を購入したので後日レビュー予定

追記2018/6/22
X7は初めて中国の通販を利用したが手続きに不備があるようで
キャンセルしました
代わりに「Topping D10」を日本の通販サイトから購入したので
今度こそレビュー予定


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